2012年7月21日土曜日

54%が自国の政治体制に賛同しない:中国の調査結果

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レコードチャイナ 配信日時:2012年7月20日 21時24分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=63095&type=0

5割以上が「祖国の政治体制に賛同しない」
中国で驚きの調査結果が明らかに―米メディア

 2012年7月14日、中国ネットユーザーの半数以上が、祖国の政治体制に否定的であることが分かった。
 米ボイス・オブ・アメリカ中国語版ウェブサイトが伝えた。

 湘潭大学(湖南省)の政治学者、李開盛(リー・カイション)副教授が
 「中国ネットユーザーの政治と社会に対する認知」
と題したオンライン調査を実施。
 その結果、中国ネットユーザーの大半は欧米先進国の民主主義、三権分立といった政治体制に賛同しており、中国は腐敗が深刻だと感じていることが分かった。

 「最も共感を覚える政治家・リーダー」
は、周恩来が36.13%で首位。
 2位以下はワシントン(35.64%)、
 胡耀邦(34.68%)、
 トウ小平(30.79%)、
 リンカーン(23.91%)
が続いた。
 反対に「共感を覚えない政治家」は、
 ヒトラー(49.41%)、
 スターリン(46.54%)、
 金正日(45.54%)、
 毛沢東(41.84%)、
 カダフィ(24.19%)
の順だった。

 「最も賛同する政治体制の国」は、米国が71.98%で断トツの首位。
 2位以下はスウェーデン(32.38%)、
 英国(30.76%)、
 ドイツ(28.81%)、
 シンガポール(27.51%)。
 「最も賛同しない政治体制の国」では、首位の北朝鮮(73.62%)。
 次に祖国・中国(54.12%)

が入った。
 3位以下はイラン(32.38%)、ベトナム(11.33%)、パキスタン(11.16%)。

 「政治家の腐敗問題」については、81%が「非常に深刻」、17%が「深刻」と回答した。
 報告では、中国が今、抱えている最大の課題は
 「政治家の腐敗」
 「民主化程度の低さ」
 「社会の不公平」
だと指摘された。
 李副教授は
 「中国の将来を決めるのは少数のエリートではなく、多数の一般庶民だ」
と警鐘を鳴らしている。

 結果は中国共産党の政府幹部が読む雑誌「領導者」のウェブサイト・共識網に発表された。
 調査期間は今年4月13日~5月13日。
有効回答数は4697件。




【国家の品格=ゼロ】



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