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●香港では今年9月の新学期から中国人としての愛国心を教えるために国民教育が導入される予定だった。
しかし7月から導入に反対する抗議運動が展開。
そしてついに今月8日、香港政府は国民教育の導入を事実上、撤回する方針を示した。
写真は香港で行われた反国民教育運動。
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年9月12日 16時23分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64546&type=0
<中華ボイス>自由無き中国、発言権もなければ“NO”とも言えない
―中国ネットユーザー
香港では、今年9月の新学期から中国人としての愛国心を教えるために国民教育が導入される予定だった。
それに先駆け今年6月、学校に
「中国の統治集団は進歩的かつ無私であり、団結している」
「米国は政党間の争いがひどく、市民は不利益を被っている」
などと記載したパンフレットが配布された。
しかし内容が中国賛美に偏っていると批判が広がり、7月から抗議運動が展開され、拡大していった。
そしてついに今月8日、香港の梁振英行政長官は記者会見を開き、国民教育課程の導入計画を事実上、撤回する方針を示した。
2012年9月8日、中国のネットユーザーは香港の国民教育反対運動について、
「香港の人たちは国民教育に反対する運動で、中国本土の人たちに本当の国民とは何かを教えくれた。
国民とは発言権があり、国家に対して“NO”を言える人たちで、政府に協力するかしないかは自由に選択できる。
さらに自分の考えや意見を守ることができる。
これこそが国民の本来あるべき姿なのだ」
と抗議運動を支持する意見を掲載した。
』
『
レコードチャイナ 配信日時:2012年9月14日 21時9分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=64550&type=0
<中華ボイス>
良き文化失った中国、頭脳と富は流失、残るは無恥な人間
…―中国ネットユーザー
中国はかつてさまざまな優れた文化を持ち、礼節や漢字といった文化は周辺諸国に大きな影響を与えた。
しかし現在の中国は政治や環境、食品など悪いイメージの方が強い。
だからなのだろうか、中国からの人材の流出が止まらず、昨年国家情報センター予測部は人材の海外流出数が約80万人に達し世界最多になったと明らかにしている。
2012年9月8日、中国のネットユーザーは、
「中国がかつて持っていた優れた文化は今や国内で感じることは難しい。
しかしそれらの文化は周辺諸国にわたり今なお生き続けている。
たとえば礼儀文化は日本で見ることができ、
伝統的な祭日文化は韓国で生き続けている。
美しい文字は香港や台湾に受け継がれ、
最も優れた文化は台湾に息づいている。
一方で失われたのは文化だけではない。
中国のすぐれた頭脳は米国に渡り、
富を手に入れた者はカナダに渡った。
良識を持った人間は監獄に入れられ、
無恥な人間が表舞台で国を蝕んでいる。
さらに次世代を担う子供たちへも悪影響が及び、
我々の将来を担う希望は事故が絶えないスクールバスに押し込まれ、
毒入りのミルクを飲んでいる」
と中国の現状に憤慨し将来を憂慮する意見を発表した。
』
【国家の品格=ゼロ】
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