2012年11月30日金曜日

教育の違い:この差は大き過ぎる


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●27日、中国のネットユーザーは中国の政治改革について、「国民に歴史の真相を伝えるべきだ。そして過ちを認めた上で民主主義の確立や司法の独立、報道や信仰を自由にする必要がある」と発言した。写真は2006年に北京で開かれた長征の展覧会。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 20時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66936&type=0

<中華ボイス>
歴史の真相を公開すべき!
過ちを認めた上で自由を!―中国ネットユーザー

 2012年11月15日、中国の新指導陣が発表され、習近平(シー・ジンピン)政権の幕開けとなった。
 経済的に大きく発展してきた中国だが、“自由”に関しては発展が遅れている。
 今なお中国国内は言論の自由がなく、報道に関しても規制がかけられ、重要事項は国営メディアを通して報道される。

 中国のネットユーザーは27日、中国の政治改革について、
 「今の中国に求められていること。
 まず、長征(1934~1936年に中国共産党が国民党と交戦しながら1万2500kmを移動したこと)から文革(文化大革命、1966~1976年まで続いた改革運動)までの資料を完全公開し、国民に歴史の真相を伝えるべきだ。
 その上で歴史上の重要な事件や人物に対し公平な評価を行い、そして過ちを認めた上で民主主義の確立や司法の独立、報道や信仰を自由にする必要がある」
と自身の意見を述べた。


 これは無理だ。
 そういう伝統がない。
 一般的に歴史学とは価値評価せずに、その時に起こった事実を研究するすることにある。
 しかし、中国にはこの伝統がない。
 中国の歴史とは「正史主義」で、現在、覇権を握っているものが
 「いかに正しいかを祭り上げるあげるもの」
である。
 正しかったからこそ、天がそのものに支配者としての権限を委ねた、というものである。
 よって、時代の些細な事象が、なんでもかんでもその政権の正当性を支持するものであるという形に作り変えられるのが歴史となる。
 ここには、「事実の検証」という作業はない。
 「正当性付与」という作業に置き換わっている。
 よって、その権力が倒れない限り、
 西洋風の単なる事実を追求する
といった態度は陽の目を見ることはない。


 面白い記事があった。

レコードチャイナ 配信日時:2012年11月29日 20時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66931&type=0

国民教育こそが国防策、
日本人が幼稚園児をいかに教育しているかを探る―中国メディア

 2012年11月28日、中国新聞網は「教育こそ最も安価な国防、日本人が子供をいかに教育しているかを探る」との記事を掲載し、日本の幼稚園の教育内容を紹介した。
 日本政府は戦後、
 「国の真の財産とは、全国民の教育である」
 「日本復興のためには国民の教育以外に道はない」
と考え、これに力を入れてきた。
 記事はこの点に注目して、日本に学ぶべき点を探ったようだ。以下はその内容。

1.入園時にたくさんのバッグやかばんを準備
 日本の幼稚園通園には、園指定のかばんのほかに、ブランケットを入れる袋、お弁当箱の袋、着替えを入れるバッグ、上履き袋などを各種用意しなければならない。
 それぞれのバッグが他のバッグの中に収まるようにサイズも事細かに指定され、うまく収納されて持ち運べるようになっている。

2.園児は自分の荷物は自分で持つ 
 幼稚園へ子供を送迎する保護者たちは手ぶら。
 子供たちは自分で自分の荷物を全部持って歩く。
 子供の物は何でも親が持つ習慣の中国人にとっては、これは非常にショッキングなシーンだ。

3.面倒なほど頻繁な着替え 
 上履きや外履きを履き分け、お絵かきなどの汚れるお遊戯には上っ張り、運動するときは体操服。
 お昼寝の後にもお着替え。
 独立した生活能力を子供に学習させるためとのことだが、少々面倒だ。

4.冬でも半ズボン
 日本の園児は、冬のどんなに寒い日でも半ズボンをはいて通園する。
 入園当初はよく風邪を引いたりするが、こうして子供の耐寒能力を強化する。
 健康な身体や強い精神を養ってもらう目的から、冬でも子供に厚着させない。

5.適切な運動の実施
 授業に各種スポーツを適宜取り入れるほか、年長になると幼稚園間の対抗競技さえ開催されることもある。

6.完全な混合教育
 年少組から年長組までの子供が一緒になって遊ぶ時間帯が設けられている。
 年齢の異なる子供たちが互いに兄弟姉妹の感覚を味わえ、成長を感じることができる。

7.教育は“笑い”と“感謝”を学ぶこと 
 日本の幼稚園は知識教育を重視しない。
 教科書は使わず、絵本が与えられるだけだ。
 英語は言うに及ばず、読み書きや数学、音楽などの科目さえない。
 では、何を教えるのか?
 その答えは、「笑うことと、ありがとうと言えること」だという。

8.1年中、イベントや行事・記念日だらけ
 遠足や山登り、動物園や植物園参観、運動会、学芸会、もちつき大会など、様々なイベントが年中ぎっしり用意されている。
 節分やひな祭り、七夕など、季節ごとのお祝いや伝統行事もいっぱいだ。

9.仏教の影響
 日本では、寺院の側に幼稚園があったり、寺院で幼稚園を運営していたりするのも珍しいことではない。
 そうした幼稚園では仏様ので教えを学んだり、重要な日には仏像を拝んだりする。

10.命名の由来を教える
 誕生日などの折に、子供が生まれた時のエピソードや当時の写真、また名前の由来を伝えるなど、親が愛情をもって子供を育てているというプロセスを伝える。

11.想像力豊かで楽しい幼少期を与える 
 学ぶべきことも遊びを通じて楽しく学ばせる。
 子供の好きなアニメキャラクターを再現した彩り豊かなお弁当はその代表。
 食べ物はおいしく楽しく食べ、
 「残すのはもったいない」
と自然と学ぶようになる。

12.衛生意識の教育は男女別
 トイレの正しい使い方をはじめ、身体を清潔に保つ方法は男女別に合理的に教える。

13.防災意識の教育 
 地震多発国であるゆえ、避難訓練などを通じて防災意識を育成し、それに伴って
 「命の大切さ」
 「他人への思いやり」
を教えこむ。

14.大学並みの重々しい卒園式
 子どものころからフォーマルな場を与え、適切な態度を学ばせる。



 まあ、いろいろと記事が出てくる。



レコードチャイナ 配信日時:2012年11月30日 12時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66960&type=0

日本人の目に映る中国人の6大特徴―中国メディア

 2012年11月29日、日中関係が両国民の関心事となっている現在、日本人の中には、中国人にあまり良い印象を持たない人もいるかもしれない。
 しかし実際に接してみると、中国人のやさしくて親しみやすいもう1つの顔に気づく。
 また、日本に好感を抱いている中国人も実は結構多い。
 ここでは、筆者の目に映る中国人の姿を紹介したい。
 チャイナデイリーが伝えた。(筆者・Sampu<日本>)

■好奇心旺盛
 例えば街頭で何かもめ事があれば、すぐに人だかりができる。
 当事者が誰かさえ分からなくとも、とりあえず見物するのだ。
 また、大切な祝祭日には、どこからわき出してきたのかと思うほど多くの観光客であふれ返り、タクシーに乗れないほど混雑する。

■メンツが最も大事
 中国はメンツ至上の国。
 とりわけ自分のメンツを重んじる。
 「自分が正しい」と考えを曲げない人が多い。

■時間の観念がゆるやか
 細かい日本人とは違い、中国人の時間観念は相当ゆるやか。
 公共バスが時刻表どおりに到着しないのは日常茶飯事だが、腹を立てる人はいない。
 中国人は本当に時間を気にしていないのだろうか。

■ずる賢い
 日本人は皆、お金持ちだと思っているのか、中国では少しでも気を緩めると、簡単に高値をふっかけられ、ぼられてしまう。
 あからさまに私を騙そうとしてきた中国人もいた。
 もっとも私はこの事を肝に銘じているので、あまり気にしていない。

■人情を重んずる
 真の友人になると、中国人はその友情をとても大切にする。
 困ったときに手を差し伸べ、助けようと手を尽くしてくれる。
 中国人が冷淡で無情な人達ということは断じてない。

■発展意識が強い
 中国は今後もしばらくは発展途上国にとどまるだろう。
 人々はより良い生活、より多くの所得を夢見ており、向上心が非常に強い。
 私の周りには、勉強熱心な中国人学生も多い。
 こうした勤勉さや向上心は、今日の日本となんら遜色はないと感じている。
(提供/人民網日本語版・翻訳/HT・編集/内山)




【国家の品格=ゼロ】


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